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自宅で仕事をしながら、趣味で園芸をしています。
ビカクシダの胞子培養、アガベ、パキポディウムの実生を主に行なっています。
1階職場でビカクシダ、2階ベランダ、玄関で塊根植物を育成中です。
運営者:ビーラボ
ビカクシダリドレイの胞子培養も70日が経過してスペーシングを行ったよ!
ビカクシダの胞子を播種して早いもので70日が経過しております。今回スペーシングについて調べていたのですが、前葉体の状態でスペーシングを行うか、胞子体がでてからスペーシングを行うかよく分からない状態でした。
そのため、今回は播種後70日経過しているリドレイに関しては胞子体の様なものがみられましたので、胞子体の様な物がついたのと、播種が1週間程遅い前葉体のみで胞子体が出ていない状態で2種類スペーシングを行いました。
*その後も成長から胞子体であることが分かりました!胞子体出現は2〜3ヶ月は必要ですね。
スペーシングを行う目的
スペーシングを行う目的としては、成長を促す目的があるよ!
風通しをよくする!
・植物の育成に置いて大切なのが光・水・風が大切になります。スペースを広げる事で風通しをよくする事で育成を促す目的があります。
栄養分を追加する!
・培地においても、胞子の状態から前葉体の出現まで同じ培地で育成しておりますので、間隔を空ける事で植物が栄養をとりやすくする目的と新しい培地に変える事で栄養分を追加する目的があります。
前葉体から胞子体が出現に必要なこと!
前葉体の状態から胞子体が出現するには、水が必要で、前葉体にある生殖器官から、精細胞と卵細胞が水を介して受精して胞子体ができると言われています。
そのため、前葉体の状態では2〜3日に1回霧吹きで水をかけて受精を促しています。
ただ、前葉体の状態でスペーシングを行うか?胞子体がでてからスペーシングを行うかは悩む所です。
今回前葉体の状態でスペーシングを行う時は、前葉体をある程度範囲を広くしてスペーシングをして胞子体の出現を促す様にしてみました。
胞子体が複数出てきた時はその都度スペーシングを行なっていこうと思います。
スペーシングに用いた道具
培地(ピートバン)
タッパー
ピンセット
霧吹き
電子ケトル
スプーン
サランラップ
*今回は肥料は用いていません。
播種後70日目(6月25日)
培地はピートバンをお湯で戻して、スプーンでならして、冷めるの待ちます。冷ましたら、ピンセットで前葉体ごと間隔を開けて植え付けていきます。最後に霧吹きで水をかけてあげて、終了です。
この様な状態にスペーシングを行いました。前葉体をどの程度まとめてスペーシングを行うかは悩む所ですが、ある程度まとめてスペーシングを行なっております。
注意が必要な事として、スペーシングを行うことで胞子培養のスペースが圧迫されてしましますので、場所の確保が大変です。
写真は播種後70日目のスペーシングを行った状態です。
播種後100日目(7月27日)
播種後100日目での胞子体の状態です!スペーシングを行う事で胞子体の成長が早まった様に感じます!
この様な状態まで成長しました!ここから一株づつ分けてスペーシングを行っていこうと思いますが、もう少し大きくなってからかと思います。
現場からは以上です!
まとめ
こちらが、胞子体がついた状態でスペーシングを行なった状態です。リドレイに関しては、播種後約70日で胞子体が出現しております。ウィリンキーやビーチーに関してはまだ前葉体の状態です。
今後は、培地にマガンプkなどを仕込んで実験したいと考えています。
スペーシング後の霧吹きにハイポネックスを混ぜたのですが、翌日カビが発生した箇所があり、ピンセットで除去しております。影響は不明ですが、その後は水道水に戻して霧吹きを行なっております。
少しずつでも成長しているので楽しみです。
最後までお読み頂きありがとうございます。今後は、胞子培養の経過をブログで記載していきたいと思います。