ビカクシダリドレイの胞子培養の成長記録①【播種から前葉体出現まで】

ビカクシダ(platycerium)

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

自宅で仕事をしながら、趣味で園芸をしています。
ビカクシダの胞子培養、アガベ、パキポディウムの実生を主に行なっています。
1階職場でビカクシダ、2階ベランダ、玄関で塊根植物を育成中です。

運営者:ビーラボ

こんな方にオススメです

・胞子培養を始めてみたい!
・ビカクシダを増やしたい!
・胞子培養の経過を知りたい!

ビーラボ
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ビカクシダの胞子培養は少額で初められて生長(成長)を見守る楽しさがあるよ

胞子培養は、小さい胞子から立派なビカクシダが育つ可能性があると考えるだけで夢がありますよね。

近所の園芸店ではビカクシダの種類も少ないので色んな種類の胞子を撒いて胞子培養を楽しんでいます。

私が胞子培養をする目的

予想もしない様な個体ができる可能性がある
・値段が高いビカクシダでも胞子だと安く手に入るので始めやすい
・ビカクシダも資産になる

と胞子培養にはメリットが多いですね。

デメリットとしては大きくなるのに時間がかかる事ですかね。

気長に胞子培養を楽しみましょう!

今回は、ビカクシダリドレイ成長記録も兼ねて第1回目の記事になりますので、是非読んで頂けると嬉しいです(^^)

胞子培養は子株になるまで1年程度を要します!このような流れで胞子培養を行なっています

板付けまでは長い道のりですが、日々植物の生長を楽しみながら胞子培養を行なっていければと思っております!

ビカクシダ胞子培養の準備物

ビーラボ
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胞子培養は自宅にある道具や100円均一などで準備は簡単だよ

胞子培養での準備物

・胞子
・培地(ジフィーセブン)
・容器(タッパー、フードパックなど)
・電子ケトル
・霧吹き
・茶漉し
・筆
・スプーン
・コピー用紙
・サランラップ

・LEDライト


準備物としては上記の物があれば大丈夫です!

胞子以外は家のある物や100円均一、ホームセンターで手に入れる事ができるよ。

ビーラボ
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最初はLEDライトはなくても、直射日光の当たらない明るい場所で培養してたよ

胞子を準備する方法として

  • メルカリで購入
  • ヤフオクで購入
  • 胞子のついた親株から採取する

の方法が考えられます。

私はメルカリで購入する方法と親株から採取する方法を行なっています。メルカリでも胞子葉からこそぎ落としてジッパーなどに入れて販売されている場合もありますが、胞子葉ごと販売されている場合もあります。次に胞子葉から胞子の取り方をご紹介したいと思います。

私は最初窓際で太陽の光で胞子培養を行なっておりましたので記載しておりませんが、LEDライトがあると胞子培養を行い易いと思います。

胞子葉から胞子の取り方

ビカクシダの胞子

準備物としては

ビーラボ
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カッター(私の場合彫刻刀)があれば簡単に採取する事ができるよ

ビカクシダの胞子

茶色のが胞子で白い綿の様な物が胞子嚢になります。この胞子嚢を取り除くのに茶漉しが必要になってきます。

ビカクシダの胞子

数回茶漉しで濾して胞子嚢と胞子を分けていきます。完全に取り除くの難しいので、私は3回くらい濾します。胞子嚢を一緒に培地に撒くとカビの原因になると言われていますので、できるだけ取り除きましょう!

*新鮮な胞子葉から胞子を取り出した際は茶封筒などに入れた10日程乾燥させた方が良いとされていますが、胞子葉が熟している場合は直接撒いている方もおられます。判断が難しい際は数日乾燥した方が良いかと思います。

培地を準備しましょう

ジフィーセブン

培地には、水苔などで行なっている方もいらっしゃいますが、私はジフィーセブンを用いて行なっています。容器に関しては、ザル付きのタッパーを用いている方が多いと思いますが、フードパックなどでも問題ないと思います。

ザル付きのタッパーを用いるメリットとしては

ザル付きタッパーのメリットは?

お湯でジフィーセブンを戻す時にフードパックだと容器が溶ける可能性があるが、ザル付きタッパーだとお湯を直接かけても、容器が溶ける事はないですし、残ったお湯の処理が簡単にできる所だと思います。最近ではフードパックを用いる事が多いですね。

ビカクシダの胞子培養の培地の準備方法

①タッパーや耐熱容器にジフィーセブンを並べます。
②、③ジフィーセブンにお湯をかけます。ジフィーが浸る程度にかけましょう。
④スプーンで培地を整えて完成です。

私は、培地を少し水分多めにして栽培する事が多いのでジフィーセブンを戻したお湯を培地にかける様にしています。胞子を撒いて霧吹きをかけるのでそれでも良いと思います。

培地に胞子を撒いてみましょう

ビカクシダの胞子の播種

培地に筆先につけた胞子を撒いていきましょう!

当たらない明るい場所で培養してたよ

ビーラボ
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ポイントは培地に満遍なく撒くことが大切だよ

茶色の点々が胞子になります。筆先に胞子をつけて指でトントンと振動を与えて撒いています。

胞子を巻いたらラップをして完成

ビカクシダへの光の照射

胞子を撒き終えたら、最後に霧吹きを水をかけてサランラップをかけて完成です

タッパーの蓋でも良いのですがサランラップの方が光の浸透具合が良いので、私はラップを用いています。

管理場所は?

直射日光の当たらない明るい場所

光が足りない時はLEDライトを10時間〜12時間くらい照射

ビカクシダ成長記録(前葉体出現)の様子

リドレイワイルド播種後70日の状況
ビカクシダリドレイワイルドの前葉体
ビーチーワイルド播種後70日の状況
ビカクシダビーチーワイルドの前葉体

ビーチーの方がリドレイよりも一つ一つの前葉体が小さいです

マダガスカリエンセ播種後70日の状況
ビカクシダマダガスカリエンセの前葉体

マダガスカリエンセの前葉体はまた違った感じがします。

この状況でスペーシングをしても良いくらい成長しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ビカクシダ胞子培養について記載致しました。私も今年始めたばかりなので、実際に胞子培養を行いながら状態を確認していきたいと思います。

最初に前葉体が出てきて、その後、胞子体が出てきます。

黒い培地が徐々に緑色に変わり胞子体がでてきた時はとても嬉しい気持ちになりました。

リドレイが早く成長するみたいで、2週間で前葉体が出てきて2ケ月で胞子体が出現してきます。

胞子培養を最初に始める時はリドレイが良いかもしれません。

最後までお読み頂きありがとうございました。この後も成長記録を記載しておりますので是非ご覧ください。

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