今回、趣味の植物を中心についてブログを始める事にしました。
自宅で楽しんでいる植物ですが、植物の繋がりができれば嬉しいと思っております。
自宅で仕事をしながら、趣味で園芸をしています。
ビカクシダの胞子培養、アガベ、パキポディウムの実生を主に行なっています。
1階職場でビカクシダ、2階ベランダ、玄関で塊根植物を育成中です。
運営者:ビーラボ
私がビカクシダと出会った時の事を思い出しながら記事を書いてます
特にハマったのがビカクシダでございます。出会ったのは3年前、ホームセンターで鉢植えしてあったビカクシダを板付けしたのが初めてです。
その時に出会ったのはプラティセリウム・アルシコルネではないかと思います。
そもそもタグも紛失しておりますので、品種は不明です。SNSで知って、カッコイイと思って、ビカクシダを初めて購入した時の感動は今でも忘れられないです。
1、初めて買ったビカクシダを3年育ててみて
その時に初めて板付けしたのがこちらです。(2020年5月)
杉板に釘を打って、周りを麻ヒモで水苔を縛っただけの形になります。それでも、板に植物がくっついてるだけでも見応えがありましたね。
その後の姿がこちらです。(2021年3月)
約1年後ですが、今見てみると、なかなか胞子様が育っているではないですか!お世話は水苔が乾いたら水をやるくらいで肥料などは一度もあげていないです。成長点の位置とかよく分からない状態で板付けしました。しかもよく見ると2株ついていました。実は2023年に株を二つに分けております。
それがこちらです(2023年6月)
株分け①
こちらは成長点が右側にきていますので、付け直す必要がありますね。
株分け②
こんな塩対応で元気でいるビカクシダに興味をもってしまいました。
調べてみると沢山種類があるではないですか、、、。近くのホームセンターにはアルシコルネとかネザーランドという品種をよく見つけます。ネットで見ていると上に伸びるビカクシダ(P.veitchii)とか、トナカイの角の様な胞子葉とキャベツみたいな貯水葉のビカクシダ(P.ridley)を育ててみたいと思うようになりました。
2、そもそもビカクシダってなに?
ビカクシダという名前のためシダみたいな感じをイメージしてしまいます。
ビカクシダは科名ウラボシ科で属名がビカクシダ属になる様です。そもそも、ウラボシ科とは何かというと、シダ植物門に含まれる科の一つで、和名は「裏星」らしいです。これは葉の裏の胞子のう群が円形で、それが多数並んでいるのを星に見立てたもみたいです。
まあ、裏胞子からのウラボシ的な感じで覚えておくと良いかもしれません。
現地では、樹木に着生しているようで、18種類の原種があります。実際、メルカリなどで探すと18種類以上あるじゃないかと思いますが、交配種なども沢山あるので、色々な名前がついているみたいです。
ビカクシダは大きく2種類の葉をつけます。
貯水葉と胞子葉です。我が家のP.veitchii Lemoinei High shied君でいくとの様な感じです!
貯水葉の目的としては、名前の通りで水を貯める働きがあります。また、根っこを害虫などから守る働きがあります。胞子葉は胞子を作って子孫を残す働きがあります。
また、ビカクシダの葉は星状毛と言われ、表面が白っぽいので覆われています。これは、葉焼けを防ぐ、寒さ・害虫・乾燥から葉を守る働きがあります。
また、ビカクシダには成長点と言われる部分があります。それがこちらです。
2、ビカクシダの種類(原種)は?
ビカクシダには18種類の原種があります。その中で私が購入した胞子を中心に紹介したいと思います。
現在胞子を購入して育てている品種は以下の種類になります。
①veitchii wild(ビーチー)
ベイチーは比較的丈夫で、低温や乾燥にも強い品種で育て易いと言われているので、ベイチーを選びました。そして胞子葉がカッコイイ!胞子はveitchii wildとveitchii wild steelという胞子でした。ベイチーはオセアニア系ビカクシダで他にはビフルカツム、ヒリー、スパーバム、ウィリンキーがあります。
wildってなに?と思って調べてみると「現地で自生している株」との事で、現地の人などが採取して販売されているみたいです。
②ridleyi wild(リドレイ)
リドレイは暑さに強く、寒さや蒸れに弱いみたいです。冬場は寒さに注意が必要になりそうですね。見た感じキャベツにしか見えないですが、横に広がる胞子葉がカッコ良いですね。リドレイは東南アジア系ビカクシダでコロナリウム、グランデ、ホルタミー、ワリチー、ワンダエという品種があるみたいです。
③willinckii(ウィリンキー)
ウィリンキーはベイチーと同じオセアニア系みたいです。まずはこの3種類の胞子を培養を開始しました。ウィリンキーの胞子葉は下に垂れ下がってくるのが特徴です。
この他に南米系のアンディナムとアフリカ・マダガスカル系のアルシコルネ、エレファントス、エリシー、ステマリア、マダガスカリエンセ、クアドリディコトマムの合計18種類の原種があるみたいです。
あれ、ホームセンターでよくみるネザーランドは?となるかと思いますが、ネザーランドはビフルカツムの交配種との事です!ビフルカツムに比べネザーランドの方が胞子葉が垂れにくく、葉が広く、丸みがあるのが特徴です。
現在、沢山の交配種があり、沢山の種類が世に出回っていると思います。まずは原種を18種類コンプリートしたいと思いますよね。
現在は胞子培養をしてビカクシダを楽しんでいます。胞子培養については沢山の情報がありますので、参考にさせて頂いて胞子培養を楽しんでいます。
3、まとめ
今回、ブログを始めるにあたって、一番好きなビカクシダについて紹介致しました。ビカクシダは胞子葉と貯水葉の種類の葉を出して成長していきます。また、18種類の原種があることには驚きですね。今回は、記事を読んで下さり有難うございました。
18種類はこちらになります
- ビーチー
- ビフルカツム
- ヒリー
- スパーバム
- リドレイ
- コロナリウム
- グランデ
- ホルタミー
- ワリチー
- ワンダエ
- ウィリンキー
- アンディナム
- アルシコルネ
- エレファントス
- エリシー
- ステマリア
- マダガスカリエンセ
- クアドリディコトマム
実際に育ててみたいですね。
最後までご覧頂きありがとうございます。
ビカクシダの育て方についてはこちらの記事を参考にされて下さい
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