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自宅で仕事をしながら、趣味で園芸をしています。
ビカクシダの胞子培養、アガベ、パキポディウムの実生を主に行なっています。
1階職場でビカクシダ、2階ベランダ、玄関で塊根植物を育成中です。
運営者:ビーラボ
ビカクシダの胞子培養で発生したカビへの対処方法を私なりに記載しますね。
胞子培養を始めて、まだ4ヶ月ですが、カビが時折発生しますね。私は、カビで全滅みたいな事は今まではないですが、時折、カビに悩まされます。
4つのうち3つはビカクシダの胞子培養にあてはまりますね!!
私が思うに、カビとは上手く付き合っていく必要がある様に思います。
カビはトモダチ精神で胞子培養を楽しみたいと思います!!
トモダチとはいってもカビが発生しない様にする予防方法から紹介したいと思います!
胞子培養のカビ予防方法
カビの基本的な予防方法を中心に説明していきます。私は胞子培養自体を最初から熱湯消毒などを頻繁に行なって予防を行なっております。今の所、カビで悩む事は少なくて済んでおります。
培地や器具を熱湯で消毒する
胞子を蒔く段階で、ジフィーセブンを熱湯で戻す。培地を平らにするときに使うスプーンを熱湯消毒する。*胞子培養を行う部屋のエアコンを消してエアコン内のカビが移る可能性を除去されている方もおられます。
手指をアルコール消毒する
手指も細かく除菌する事でリスクを減らすことができると考えています。
胞子嚢をしっかり取り除く
ビカクシダの胞子葉から胞子を採取した際に胞子嚢をしっかり取り除く事でカビの予防になります。私は3回程茶漉しで漉します。
培地を細かく分ける
以前は、大きめのタッパーにまとめて胞子を撒いていましたが、現在はフードパックを使用しています。もしカビが発生しても広がるリスクを減らす事ができます。
カビへの対処方法
胞子培養はカビが好む環境である中で対処する必要があるので難しい様に思いますが、今の所は、以下の対処方法を行なって、問題なく育成する事ができております!
カビの部分を取り除く
カビを早期で取り除くことカビを広めないために大切です。そのためには毎日観察を行う必要があります!早めに発見して早期対処する必要があります。
除菌スプレー
ダイソーの次亜塩素酸ナトリウムの除菌スプレーを使用して除菌しています!
ベンレート
ベンレートは2000倍希釈(一袋を1リットルの水に溶かす)して使用しています。普段は塊根植物の実生を行う際のカビ予防で使用しております。前葉体や胞子体に直接かけても問題なく成長しております。
培地を変える
スペーシングを行える段階であれば、培地を変えて対応していく方法も効果的だと思います。その際は除菌スプレーやベンレートを使用して行います。
カビ発生事例紹介
カビ発生事例紹介①【1回目のスペーシング後】
久しぶりにタッパーを開けて見ると白いモサモサとしたカビを発見!
カビ発生写真①
カビ発生写真②
胞子体も生長しているので、2回目のスペーシングを行なってもよかったのですが、今回は、ダイソーの次亜塩素スプレーを散布して様子を見ることにしました!
カビ発生事例紹介②【2回目のスペーシング前】
こちらは、胞子体を2回目のスペーシングを実施して、新しい培地へ移動することにしました。
カビ発生事例紹介③【2回目のスペーシング後】
カビ発生事例紹介④【出張中にタッパー開けたまま事件】
ダイソーの次亜塩素酸ナトリウム除菌スプレーで、どうにか再発は防げております!
このまま管理を継続していますが、特に問題なく育っております!
肥料がカビの原因と思われる事例
肥料の違いによる育成状況の違いを確認したく、実験を行なったのですが、マグァンプエリアのみカビが発生しておりました!たまたまかもしれませんが皆さんと共有できればと思い記載致しました!
まとめ
ビカクシダの胞子培養を行なっているとカビは発生する確率が高いです。
私も、カビの発生でショックをうけましたが、色んな対処方法を試して胞子培養を楽しんでいます。
カビが発生しても、前葉体や胞子体の成長がカビを上回り改善する事も可能です。
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