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自宅で仕事をしながら、趣味で園芸をしています。
ビカクシダの胞子培養、アガベ、パキポディウムの実生を主に行なっています。
1階職場でビカクシダ、2階ベランダ、玄関で塊根植物を育成中です。
運営者:ビーラボ
ビカクシダの胞子培養は少額で初められて生長を見守る楽しさがあるよ
今回は、私がビカクシダの胞子培養で用いているLEDライトについてオススメの商品を3種類紹介致します。それぞれのメリットとデメリットを記載致しますので最後までご覧頂ければと思います。
ビカクシダの胞子培養を始めたい方のお役にたてると思います。
そもそも、なぜ光が必要かご説明致します。
植物育成において必要な3項目が光、水、風だと思います。勿論肥料なども大切ですが、植物が育つためには光合成を行う必要があり、屋外の植物は太陽光で光合成を行なっているが、室内の植物は人工的に光を当てる必要があります。
太陽の光には可視光線と不可視光線があり、植物に必要な光は可視光線の青色と赤色の光が必要!植物によって求める光の量が違うため注意も必要です!
✅赤色は光合成を促す効果がある
✅青色の光は葉や実を大きく形成する効果がある
光合成は、植物の細胞内の葉緑素(クロロフィル)が光を吸収する事で行われます。
赤色の光をクロロフィルが吸収し易く光合成を促進し成長が早まるとされています。
・植物に必要な光量は1000〜1500lx(1000lx以下は植物が育ちにくい)
・照射時間は12時間程度必要
とされており、室内管理の植物においてはLED管理は必要不可欠だと思います。今回は3つのタイプに分けて植物育成LEDをご紹介致しますので最後までご覧下さい。
胞子培養を始めたい方にオススメのLEDライト
胞子培養を始めたい方にオススメの商品がHyggerの水槽用のLEDライトになります。こちらの商品は安価で機能的にもバランスのとれたLEDだと思います。私も最初はこのLEDで胞子培養を行なっていました。
HyggerLEDライトメリット
✅価格が安い
✅胞子培養であれば問題なく育つ
✅タイマー機能がついているのでタイマーを買う必要がない
HyggerLEDライトデメリット
✅水槽用ライトであるため育成に若干差が出る
タイマーもついていて、胞子培養ケースと近い位置でも照射しても熱の発生が少ないライトですので、場所の確保が難しい方にもオススメかと思います。育成の差はでるかもしれませんが、特に問題なく使えるLEDだと思います。
実際は私は照射距離20cm程度で照射しております。例えば、衣装ケースの上にこのLEDライトを置いて、衣装ケースに胞子培養のタッパーを並べて育成するのもありかと思います。
胞子培養をとりあえず始めたい方にオススメのバランスのとれたLEDライトですね!
より早く育成したい方にオススメのLEDライト
より早く育成したい方にオススメなライトがエコゲリラのLED GG新型おやさいライトになります。3種類ある中でも明るさもあり、発光体自体が熱をもちにくいため、近い位置から照射しても問題なく使えております。
エコゲリラおやさいライトのメリット
✅広範囲を照らしてくれる
✅胞子体の育成が早い気がする
✅連結して一つのコンセントで管理できる
✅光がやさしい
✅安心のPSEマーク(電気製品が安全性を満たしていることを示すマーク)
エコゲリラおやさいライトのデメリット
✅価格が高い
価格が少し高いですが、まとめて購入すると割引などもありますので、ある程度培養株が増えてきたら検討してもよいLEDライトかと思います。また、子株の育成にも使えると思います。このLEDライトはリビングの一角で使用しても光がやさしいので、そこまで気にならないと思います。また、安心のPSEマーク商品ですので漏電の心配も少ないのではないかと思います。
連結して一つのコンセントで管理できるので胞子培養スペースを増やしたい方にオススメです!
スペースが取れる方にはコスパ最強のLEDライト
最後にお伝えしたいLEDライトがGREENSINDOOR LEDライトになります。こちらは以前ブログでもお伝え致しましたが、最初にご紹介したHyggerの水槽ライトに比べ育成が早く行えました。とても明るいですが、熱をもち易く照射距離などが確保できる場合は検討してもよいライトかと思います。お値段も水槽ライトと同じくらいで購入できております。
GREENSINDOOR LEDライトのメリット
✅育成が早い
✅値段が安い
GREENSINDOOR LEDライトのデメリット
✅照射距離が必要(私は60cm)
✅LEDが熱を持つため、株が熱を持ち易い!しかし冬場は加温効果もあるのでメリットでもある
GREENSINDOOR LEDライトは植物育成ライトとしてとても使えるライトだと思います。現在私もラックの一番上の棚で使用して胞子培養、子株の育成を行なっております。熱をもち易い所が不安な点ではございますが、今の所は問題なく使えております。子株は品種によっては葉焼けのリスクもありますので、ある程度の照射距離が必要です!
植物の育成も早く、安いので、照射距離を確保できる方にオススメのLEDライトです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は植物育成LEDライトを3つのタイプに分けてご紹介させて頂きました。ビカクシダの胞子培養は比較的安価で始められますし、日々の成長を楽しんでいける園芸ではないかと思います。
今回の記事が少しでもお役に立てますと幸いです。