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自宅で仕事をしながら、趣味で園芸をしています。
ビカクシダの胞子培養、アガベ、パキポディウムの実生を主に行なっています。
1階職場でビカクシダ、2階ベランダ、玄関で塊根植物を育成中です。
運営者:ビーラボ
種子から育てるパキポディウムの成長を見守るのも楽しいよ
今回は、パキポディウムグラキリスの実生に挑戦致しました。パキポディウムが種から育てられると思うと夢がありますね。今回は、種の購入から播種の方法を含め、実生30日目の経過報告を記載したいと思います。
パキポディウムグラキリスって?
パキポディウムグラキリスは?
マダガスカルなどの乾燥地帯に自生する植物になります。
現地球は特に塊根部が大きく水を溜められるようになっております。また、幹の先端に葉をつけて光合成を行なっております。
日本名は「象牙宮」という名前があります。また、黄色い花を咲かせてくれて、上手く交配できると種子も採取することも可能です。
実生においても現地球の様な株をつくられている方もおられますので、そこを目標にして実生を楽しみたいと思っております。
パキポディウムの種の購入から播種まで
初めての実生の種の購入は、Seed stockさんで購入致しました。同時にアガベの種も購入し一緒に播種致しました。他の方の実生の情報によると、播種後に種がカビない様にベンレートで消毒し、メネデールで発芽を促進する方法を用いている方が多かったので今回はこの方法で実施致しました。
今回は12時間程度メネデールとベンレートの液に漬けて播種致しました。
培地としては、ポットの底から軽石→プロトリーフ→バーミキュライトの3層構造で培地を作りました。
この方法で培地を作り、一度熱湯消毒で培地を殺菌と粉塵を取り除いて播種致しました。
播種の間隔としては6cm幅の容器に6粒程度播種致しました。ある程度大きくなってから植え替えを予定しています。
プロトリーフはこちらの種類が水捌けが良い様に思います。
播種後の管理方法
(播種後4日目の写真です)
播種後の管理方法は、LED照射して腰水管理で透明のプラスチックケースで高湿度を保って育成しました!
写真はないのですが、パキポディウムに関しては半分程カビで離脱した種子がありました。カビが発生した際はピンセットでその都度取り除いて他の種にカビが移るのを防ぎどうにか半分程度は残っております。
発芽に関しては、3日〜14日程度と種により差がみられています。
使用しているLEDライトはこちらです
播種後30日目の状況
播種後30日目のパキポディウムグラキリスです。屋内の高湿度管理は3週間程度で終わらせて、屋外での腰水管理に移行しております。
屋外移行後はカビの発生はなく元気に育っている印象です。徒長を防ぐためには日光に沢山あててあげる必要がありますが、腰水の水がお湯になるリスクもありますので注意しながら日光にあててあげたいと考えています。
目指すは幹が太ったパキポディウムグラキリスです。今後は色々試しながら実生を楽しんでいきたいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はパキポディウムの実生の経過報告を記載致しました。初めての実生はカビにやられて悔しい思いをしました!
パキポディウムは種子の鮮度が命と良く言われています!
最後になりますが 「種子の鮮度は大切です!」
こちらはメルカリで、自家採取されたパキポディウムグラキリスの種子と恵比寿大黒の種子を播種し、発芽した時の写真です!
なんと発芽率100%でした!
しかも、ベンレートでの種子の消毒は行なっておらず、最後に培地にベンレートをかけてあげた程度です!
パキポディウムの実生は新鮮な種子を購入されるか自家で採取し行なった方が発芽の可能性は高いと思います。
今回の記事が少しでも参考になりますと嬉しく思います!
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